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真珠湾の秘密

究極の秘密保護

〜シリーズ「特定秘密保護法」(1)〜

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Originally written: Dec. 08, 2013(web版)
Second update: Dec. 08, 2013(mail版)(真珠湾の秘密:週刊アカシックレコード131208)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2012年7月9日「TPP不等式〜続・売国奴対策としてのTPP〜シリーズ『TPP地政学』(2)」は → こちら
【小誌2013年7月17日「スノーデンの妨害〜開戦延期?〜シリーズ『米中朝のX DAY』(6)」は → こちら
【小誌2013年8月12日「雨季の北朝鮮軍〜逆“背水の陣”〜シリーズ『米中朝のX DAY』(7)」は → こちら
【小誌2013年9月20日「続・『半沢直樹』の謎〜シリーズ『視聴率の心理学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月30日「2045年問題〜意識を持つ機械〜シリーズ『2045年問題』(1)」は → こちら
【小誌2013年11月1日「総連本部の地下〜続・アヴァール社の謎〜シリーズ『米中朝のX DAY』(9)」は → こちら
【小誌2013年11月25日「ケネディ大使の謎〜大使の条件〜シリーズ『米中朝のX DAY』(10)」は → こちら

■究極の秘密保護〜シリーズ「特定秘密保護法」(1)■
安倍晋三政権と連立与党が成立を強く望んだ「特定秘密保護法案」の修正協議の過程で、野党の「日本維新の会」(維新)は秘密保護期間の上限を(例外なく)30年とするように求めたが、与党は最長60年とし、さらに「暗号」「情報収集活動の手法、能力」など7項目に関する秘密は60年以上保護できるようにすべきだと逆提案し、最終的に与党の逆提案に沿って合意した(が、維新は審議不十分を理由に、この法案の、衆議院本会議以降の採決を棄権した)。
維新は30年経てばどんな秘密でも公開していいだろうと安易に考えたが、米国は70年以上経っても、第二次大戦参戦のきっかけとなった日本軍による「真珠湾攻撃」に関する秘密情報の一部を非公開としている。
こうした事例を考慮すると、たかだか30年経ったぐらいで「なんでも公開しろ」という維新の当初の主張は、国際政治の現実を知らない素人(しろうと)の主張というほかない。たとえば、北朝鮮が日米韓以外の国を攻撃して戦争を始めた場合、その可能性を日米両国政府が開戦前に知っていたかどうかは「永遠の秘密」にすべきだからだ(2013年12月8日頃配信予定)。

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東日本大震災の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

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北朝鮮が攻撃する可能性のある日米韓以外の国とは、どこでしょうか。

また、米国が、第二次大戦参戦のきっかけとなった日本軍による「真珠湾攻撃」に関する情報の一部を、70年以上経った現在でも非公開としている理由は、なんでしょうか。
考えてみて下さい。

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引用文献:
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ハフィントンポスト (2013). 「森雅子氏が『特定秘密保護法案』担当相に就任へ 少子化担当相と兼務」, ハフィントンポスト日本版 2013年09月17日 http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/17/morimasko_n_3939786.html (2013年12月2日アクセス)

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今井 隆 (2013). 「米、中国の現状変更拒否 防空圏飛行 日本にも連絡なし」, 読売新聞2013年11月28日付朝刊2面

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読売 (2013b). 「日米、中国防空圏『黙認せず』 TPP、普天間も協力 首相・副大統領会談」, 読売新聞2013年12月4日付朝刊1面

ほか

(敬称略)

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