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2045年問題

意識を持つ機械

〜シリーズ「2045年問題」(1)〜

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Originally written: Sept. 26, 2013(web版)
Second update: Sept. 30, 2013(mail版)(2045年問題:週刊アカシックレコード130930)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2010年11月2日「金正恩の戦争〜続・怯えるロシア〜シリーズ『中朝開戦』(14)」は → こちら
【小誌2011年1月7日「屈辱の世界史年表〜続・劣等感共同体〜『肯定されたい症候群』(7)」は → こちら
【小誌2011年3月1日「韓国と台湾の違い〜シリーズ『肯定されたい症候群』(9)」は → こちら
【小誌2011年12月5日「嫉妬する韓流〜続・嫉妬の法則〜シリーズ『自己評価維持』(2)」は → こちら
【小誌2012年7月9日「TPP不等式〜続・売国奴対策としてのTPP〜シリーズ『TPP地政学』(2)」は → こちら
【小誌2013年8月12日「雨季の北朝鮮軍〜逆“背水の陣”〜シリーズ『米中朝のX DAY』(7)」は → こちら
【前回、小誌2013年9月20日「続・『半沢直樹』の謎〜シリーズ『視聴率の心理学』(2)」は → こちら

■意識を持つ機械〜シリーズ「2045年問題」(1)■
コンピュータの性能は加速度的に進化し続けているため、2045年頃 になると、コンピュータの能力は全人類の全知能を上回り、その先 の未来を予測できなくなる「技術的特異点」に到達する、と欧米の 人工知能(AI)研究者のあいだで考えられ、それが原因となって起き る問題は「2045年問題」などと呼ばれている。
技術的特異点に到達すると、肉体労働や事務作業は言うに及ばず、 ノーベル賞級の科学者の研究まで勝手にやってしまうコンピュータ すら出現しうる、と主張するAI研究者は少なくない。もしそうなっ たら、それが人類最後の発明であり、それ以後の発明はすべてコン ピュータによって行われることになり、労働や経済、国家、文明の あり方まで一変する。
「研究を勝手にやってしまうコンピュータ」とは「意識を持つコン ピュータ」(人工知性)のことである。幸か不幸か、AI研究者たちは 心理学、とくに社会心理学の知識が乏しく、現時点ではコンピュー タ(機械)に意識を持たせる方法を発見していない。ただ「性能が飛 躍的に進歩して行けば、いずれ意識が生まれる」と、なんの根拠もなく信じ込んでいるにすぎない。
しかし、社会心理学の主要な概念を応用すれば、「意識を持つ機械」 を創ることは、2045年まで待たなくても可能である(2013年9月30日 頃配信予定)。

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東日本大震災の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

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「意識を持つ機械」を創るのに役立つ「社会心理学の主要な概念」とは、なんなのか。
考えてみて下さい。

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引用文献:
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唐沢 穣 (2010). 「集団間の関係 ステレオタイプ、偏見、差別行動の原因と解決方法」, 池田謙一・唐沢 穣・工藤恵理子・村本由紀子 『New Liberal Arts Selection 社会心理学』 有斐閣 pp.201-222.

松田卓也 (2013a). 「はじめに」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.3-8

松田卓也 (2013b). 「コンピュータが人間を超える日 技術的特異点とは何か」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.15-35

松田卓也 (2013c). 「スーパー・コンピュータの実力 処理速度の進化」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.37-73

松田卓也 (2013d). 「インターフェイスの最先端 人体と直結する技術」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.75-102

松田卓也 (2013e). 「人工知能開発の最前線 意識をもつコンピュータは誕生するか」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.103-138

松田卓也 (2013f). 「コンピュータと人類の未来 技術的特異点後の世界」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.139-169

松田卓也 (2013g). 「コンピュータが仕事を奪う 大失業時代の予兆」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.171-193

松田卓也 (2013h). 「人工知能開発の真意 コンピュータは人類を救えるか」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.195-220

松田卓也 (2013i). 「あとがき」, 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』, 廣済堂新書 pp.222-223

村田光二 (2008). 「自己スキーマ」, 『社会心理学の基礎と応用』, (財)放送大学教育振興会, pp.27-28.

中尾 敬・宮谷真人 (2004). 「自己参照過程の効率性は感情価による記憶の統合によりもたらされる」, 『日本心理学会第68回大会』 p.656, http://takana818.web.fc2.com/img/Nisshin2004.pdf (2013年1月25日アクセス)

NHK (2010). 「市川海老蔵スペシャル 荒ぶる魂、覚悟の舞台へ 歌舞伎俳優・市川海老蔵」, 『プロフェッショナル 仕事の流儀』, 2010年8月19日放送, http://www.nhk.or.jp/professional/2010/0819/ (2013年6月3日アクセス)

佐々木 敏 (2003). 『ゲノムの方舟(上)』, 徳間文庫, http://www.akashic-record.com/genome/cntnt.html (2013年6月3日アクセス)

Wimbush, S. Enders, et al. (1999). "Asia 2025", U.S. Department of Defense, http://www.dod.mil/pubs/foi/International_security_affairs/other/967.pdf (2013年5月2日アクセス)

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 (敬称略)

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