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北スパイ放送の謎

北朝鮮「スパイ放送」再開の謎

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(39)〜

Originally written: July 25, 2016(web版)
Second update: July 26, 2016(mail版)(北スパイ放送の謎:週刊アカシックレコード160726)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2012年7月9日「TPP不等式〜続・売国奴対策としてのTPP〜シリーズ『TPP地政学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月20日「続・『半沢直樹』の謎〜シリーズ『視聴率の心理学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月30日「2045年問題〜意識を持つ機械〜シリーズ『2045年問題』(1)」は → こちら
【小誌2014年3月6日「続・空港襲撃作戦〜シリーズ『米中朝のX DAY』(13)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2016年7月10日「続 史上最大の脱出〜続・史上最大の脱出〜シリーズ『米中朝のX DAY』(38)」は → こちら

■北朝鮮「スパイ放送」再開の謎〜シリーズ「米中朝のX DAY」(39)■
2000年まで、北朝鮮政府はピョンヤン(平壌)放送のラジオ電波を使い、アナウンサーが数字を読み上げる形で、外国にいる北朝鮮工作員に暗号で指令を送る「スパイ放送」を流していた。
2000年の南北首脳会談を機に、北朝鮮政府はスパイ放送をやめた。やめた理由は、韓国内に北朝鮮工作員がいなくなったからではなく、電子メールなどほかの連絡手段が普及したから、とされる。
しかし、2016年7月15日未明、北朝鮮政府は平壌放送(ラジオ)で16年ぶりにスパイ放送を再開した。
他方、2013年以降毎年8月15日を含む8月中下旬に夏休みを取ることを慣例としていた安倍晋三首相は、今年、2016年に限って、異例なことに7月17〜24日に夏休みを取った。今年の首相は8月21日にリオデジャネイロ五輪閉会式に出席し、8月27〜28日にケニアで開かれるアフリカ開発会議(TICAD)に出席する予定があるものの、8月15日前後には(全国戦没者追悼式以外は)重要な公務はなく、その頃には故郷の山口県で父(故・安倍晋太郎元外相)の墓参りをするという。ならば、夏休みを7月に前倒しする必要はないではないか。
報道では、今年の首相は8月3日に予定されている内閣改造に備えて、夏休み中に人事構想を練るとされているが、そもそも内閣改造を8月にやらなければならない理由はない。2013年の参議院議員通常選挙の結果を受けた内閣改造は同年9月に行われているから、今年も同様でいいはずだ。
なぜ、首相は今年、夏休みを前倒ししたのか。
なぜ、北朝鮮は今年、スパイ放送を再開したのか。
これら2つの事象の間には関連があると考えられる(2016年7月26日頃配信予定)。

東日本大震災、熊本地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

なぜ、首相は今年、夏休みを前倒ししたのか。
なぜ、北朝鮮は今年、スパイ放送を再開したのか。
なぜ、これら2つの事象の間には関連があると考えられるのか。

考えてみて下さい。

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引用文献
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デイリーNK (2016). 「北朝鮮が『スパイ向け暗号放送』を再開か」, デイリーNKジャパン 2016年7月20日 http://dailynk.jp/archives/70850 (2016年7月20日アクセス)

古谷浩一 (2006). 「時々刻々 中国へ『出稼ぎ脱北』 制裁下 送金業者が暗躍 越境歴数回の女性『親族が当局有力者』 生活苦 売られても『次は息子と来る』」, 朝日新聞 2006年12月30日付朝刊2面

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蒔田一彦 (2015). 「中国駐北大使に李連絡部長 関係改善が課題」, 読売新聞 2015年3月20日付朝刊7面

中川孝之 (2016). 「中国、北工作員を拘束 核開発を圧迫か」, 読売新聞 2016年6月12日付朝刊7面

中島健太郎 (2016). 「慰安婦支援財団 28日発足見通し」, 読売新聞 2016年7月23日付朝刊6面

news-postseven (2015). 「中朝関係最悪 北朝鮮外相が北京4日滞在も中国側と接触なし」, NEWSポストセブン 2015年7月11日 http://www.news-postseven.com/archives/20150711_333861.html (2016年7月24日アクセス)

産経 (2016a). 「谷垣禎一幹事長、また自転車で転倒し入院 総裁時代の09年にも 自民『大けがなし』」, 産経新聞web版 2016年7月16日 http://www.sankei.com/politics/news/160719/plt1607190017-n1.html (2016年7月23日アクセス)

産経 (2016c). 「党の説明『軽傷』のはずだったが…。実は『重傷』で脊椎手術 自転車事故の自民党・谷垣禎一幹事長に交代論浮上 復帰困難か」, 産経新聞web版 2016年7月21日 http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt1607210007-n1.html (2016年7月23日アクセス)

sjp@yna.co.kr (2016). 「スパイに指令? 16年ぶりに『乱数放送』再開 北朝鮮」, 聯合ニュース 2016年7月19日 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/07/19/0200000000AJP20160719000900882.HTML (2016年7月20日アクセス)

読売 (2016a). 「早めの夏休み 内閣改造熟考」, 読売新聞 2016年7月18日付朝刊4面

読売 (2016b). 「岸田外相 ラオス訪問へ」, 読売新聞 2016年7月22日付朝刊4面

ほか

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 (敬称略)

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