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12月26日のお言葉

朝鮮労働党大会の謎

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(37)〜

Originally written: March 31, 2016(web版)
Second update: April 1, 2016(mail版)(12月26日のお言葉:週刊アカシックレコード160401)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2012年7月9日「TPP不等式〜続・売国奴対策としてのTPP〜シリーズ『TPP地政学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月20日「続・『半沢直樹』の謎〜シリーズ『視聴率の心理学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月30日「2045年問題〜意識を持つ機械〜シリーズ『2045年問題』(1)」は → こちら
【小誌2014年3月6日「続・空港襲撃作戦〜シリーズ『米中朝のX DAY』(13)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【小誌2015年1月4日「量子テレパシー〜シリーズ『超心理学でない心理学』(2)」」は → こちら
【前回、小誌2016年3月1日「反日ごっこ〜反日/反欧米ごっこ〜シリーズ『反態度的行動』(14)」は → こちら

■朝鮮労働党大会の謎〜シリーズ「米中朝のX DAY」(37)■
2015年8月、北朝鮮は1948年の建国以来初めて標準時を変更し、韓国との間に30分遅れの時差を設けた。
2015年10月、北朝鮮は、全国民(成人男女)に1人当たり約1か月分の生活費に相当する現金、「特別賞金」を約26年ぶりに支給した。
2016年1月、北朝鮮は4回目の核実験(自称「水爆実験」)を行い、その「成果」を国営メディア史上初の『特別重大報道』として国内に発表した。
2016年2月、北朝鮮は4回目の人工衛星打ち上げ(事実上の長距離弾道ミサイル発射実験)を行い、その成果も「水爆実験」と同様に『特別重大報道』として発表した。
3回目までの核実験、人工衛星打ち上げの際には『特別重大報道』はなかった。
もしも北朝鮮が核実験と人工衛星打ち上げをそれぞれ通算6回ずつやる予定なら、『特別重大報道』は1回目か6回目が終わった時点で(またはその両方で)やるはずであって、4回目が終わった時点でやる必要はない。 そして、2016年5月初旬、北朝鮮の独裁政党、朝鮮労働党は、36年ぶりに党大会を開催する。
その目的は何か。
その目的が、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党第一書記を中心とする現在の体制(彼の求心力)の強化、国内外に対する体制確立のアピール、あるいは、単なる国威発揚であるならば、上記のような数十年ぶり(または史上初)の措置を2015年8月以降矢継ぎ早に実施していることの説明が付かない。
そう遠くない将来に、北朝鮮は「数十年に1回しか起きないような事態」を迎えるはずである(2016年4月1日頃配信予定)。

東日本大震災の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

金正恩第一書記の「12月26日のお言葉」とは何か。

考えてみて下さい。

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引用文献

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AFP (2016). 「北朝鮮が短距離ミサイル4発を発射、韓国軍」, 『AFP BB NEWS』 2016年3月21日 http://www.afpbb.com/articles/-/3081096 (2016年3月21日アクセス)

福田恵介 (2015). 「北朝鮮、36年ぶりの党大会開催を決めた理由 金第1書記は経済運営に自信を深めている」, 『東洋経済ONLINE』 2015年11月1日 http://toyokeizai.net/articles/-/90686 (2016年3月15日アクセス)

Gale, Alastair (2015). 「北朝鮮『核弾頭小型化』、誰の見方を信じる?」, 『The Wall Street Journal』日本版 2015年5月22日 http://jp.wsj.com/articles/SB10690484242962743932404581000950887280820 (2016年3月25日アクセス)

井上宗典 (2015). 「正恩体制確立アピールか 来年5月 北、36年ぶり党大会」, 読売新聞 2015年10月31日付朝刊9面

川口智彦 (2016). 「『主体的国防科学技術の新たな尖端性と弾道ロケット大気圏再突入環境模擬実験で成功 - 敬愛する金正恩同志が弾道ロケット大気圏再突入環境模擬実験を指導された』:ミサイル弾頭部分の耐熱性等を実験で確認、『太陽節』に向けて忠誠ムード盛り上げか」, 『北朝鮮報道で書かれないこと 北朝鮮系ウェブなどで報道された情報を整理しコメントを書く』 2016年3月15日 http://dprknow.blog.fc2.com/blog-entry-1440.html (2016年3月22日アクセス)

川島健司 (2016). 「鳥の目虫の目 アジア レベル上がった」, 読売新聞 2016年3月8日付朝刊29面

桐野作人 (2007). 「『不慮謀反』ついに決行さる」, 『だれが信 長を殺したのか 本能寺の変・新たな視点』 PHP新書 pp.203-269.

宮崎健雄 (2016). 「北が上陸訓練 米韓けん制」, 読売新聞 2016年3月20日付朝刊2面

宮崎健雄・大木聖馬 (2016). 「北の核 実戦配備『まだ先』 相次ぐ『実験成功』アピール 未熟な水準露呈」, 読売新聞 2016年3月26日付朝刊9面

NHK (2015). 「ニッポンの女性は“やせすぎ”!? 〜“健康で美しい”そのコツは〜」, 『クローズアップ現代』 2015年10月5日放送 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3711.html (2016年3月31日アクセス)

西村 海 (2016). 「サッカー・五輪女子アジア最終予選 7日 なでしこ リオ逃す 五輪最終予選」, 読売新聞 2016年3月8日付朝刊29面

豊浦潤一 (2015). 「ミサイル発射は遠のく 伊豆見元氏 静岡県立大学教授(朝鮮政治)」, 読売新聞 2015年10月31日付朝刊9面

読売 (2016). 「安倍首相の一日 28日」, 読売新聞 2016年3月29日付朝刊2面

ほか

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 (敬称略)

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