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半島国の核地政学

半島国の地政学

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(29)〜

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Originally written: April 27, 2015(web版)
Second update: May 01, 2015(mail版)(半島国の核地政学:週刊アカシックレコード150501)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2010年2月22日「浅田真央vs.韓国TV〜シリーズ『バンクーバー五輪』(2)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2012年7月9日「TPP不等式〜続・売国奴対策としてのTPP〜シリーズ『TPP地政学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月20日「続・『半沢直樹』の謎〜シリーズ『視聴率の心理学』(2)」は → こちら
【小誌2013年9月30日「2045年問題〜意識を持つ機械〜シリーズ『2045年問題』(1)」は → こちら
【小誌2014年3月6日「続・空港襲撃作戦〜シリーズ『米中朝のX DAY』(13)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【小誌2015年1月4日「量子テレパシー〜シリーズ『超心理学でない心理学』(2)」」は → こちら
【前回、小誌2015年4月3日「P3C緊急発進の日〜事前承認不要事態〜シリーズ『米中朝のX DAY』(28)」」は → こちら

■半島国の地政学〜シリーズ「米中朝のX DAY」(29)■
世界中の地政学研究者の大半(ほぼ全員)は、2つの大きな欠点を持っている。 1つは、地政学を明確に定義することができず、その定義を曖昧(あいまい)にしたがることである。
もう1つは、エビデンス(証拠)を提示することなしに、なんら再現性(科学性)のない仮説を提唱し、その仮説が現実に妥当しないとわかってもその説を撤回せず、なんの責任も取らないことである。
後者の欠点は、自然科学の世界でいえば、世界中のだれも再現できない「STAP細胞」について「あります」という仮説を提唱した小保方晴子・元理化学研究所(理研)研究ユニットリーダーが、一時期なかなかその説を撤回しなかったときの状況と同じであり、研究者として恥ずべき惨状である。
他方、1970年代、日本の地政学研究者が、半島国が地続きの内陸国からの侵略を防ぐために採る防衛政策について、時代と地域を超越した「再現性」があることを発見し、ある仮説を提唱していた。彼は、過去数千年の人類史の中から、半島国と内陸国が対峙し、戦った結果の史実を探し出し、自説を裏付けるエビデンスとしていた。
この極めて科学的な説が世界に普及する前に彼は亡くなったため、いまだに人類はこの説を知らない。しかし、現実の国際政治史を見ると、第二次大戦後のフランス、インド、北朝鮮の核保有政策はほぼ彼の説のとおりに展開されており、彼の説には高度な科学性(再現性)があることが窺える。
つまり、各国の地政学のプロフェッショナル(「自称地政学者」ではなく、軍人や外交官の最高幹部クラス)は彼の名を知らないまま彼の説を実践している、ということになる(2015年5月1日頃配信予定)。

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引用文献

Dodds, Klaus (2007). "Geopolitics: A Very Short Introduction" First Edition, Oxford University Press (Dodds,K.(Ed) 猪口 孝・猪口邦子(編), 野田牧人(訳) (2012). 『地政学とは何か』, 「叢書『世界認識の最前線』」, NTT出版)

Gauchon, Pascal & Huissoud, Jean-Marc (2010). "Les 100 lieux de la geopolitique", Collection QUE SAIS-JE? N°3830, Presses Universitaires de France, Paris (Gauchon, P. & Huissoud, J. M.(Eds) 斎藤かぐみ(訳) (2011). 『100の地点でわかる地政学』, 文庫クセジュ962, 白水社)

半沢尚久 (2015). 「辺野古停止で農水相『無効』に沖縄『翁長氏』手詰まり 官邸は会談探る」, 産経新聞web版 2015年3月31日 http://www.sankei.com/politics/print/150331/plt1503310004-c.html (2015年4月13日アクセス)

久門武史 (2015). 「イラン核問題で枠組み合意 ウラン濃縮、10年間制限」, 日経新聞web版 2015年4月3日 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK03H0M_T00C15A4000000/ (2015年4月13日アクセス)

倉前盛通 (1977a). 「半島の宿命 朝鮮半島の行方」, 『悪の論理』, 日本工業新聞社 pp.169-180

倉前盛通 (1977b). 「植物生態学と軍隊の性格」, 『悪の論理』, 日本工業新聞社 pp.199-212

倉前盛通 (1985). 『新・悪の論理 変転する超大国のゲオポリティク』増補版, 日本工業新聞社

O'Loughlin, John (1994). "Dictionary of Geopolitics", Greenwood Press, CT, U.S.A. (O'Loughlin, J.(Ed) 滝川義人(訳) (2000). 『地政学事典』, 東洋書林)

坂田元司・海谷道隆 (2015). 「翁長氏『次の一手』焦点 辺野古 県の指示『停止』 訴訟以外に困難の見方 防衛省『無効』採決へ自信」, 読売新聞2015年3月31日付朝刊3面

曽村保信 (1984). 「地球儀を片手に」, 『地政学入門』, 中公新書 pp.3-24

Sublette, Carey (2001). 'Origins of Indian nuclear program', "Nuclear weapon Archive" http://nuclearweaponarchive.org/India/IndiaOrigin.html (2015年4月7日アクセス)

読売 (2015). 「社説 菅・翁長会談 批判にも相手への配慮が要る」, 読売新聞2015年4月7日付朝刊3面

ほか

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 (敬称略)

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