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冬ではなく夏

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(75)〜

Originally written: May. 01, 2020(web版)
Second update: May 01, 2020(mail版)(冬ではなく夏:週刊アカシックレコード200501)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2020年4月1日「謎の21分間〜シリーズ『米中朝のX DAY』(74)」は → こちら

■冬ではなく夏〜シリーズ「米中朝のX DAY」(75)■
小誌では、北朝鮮が中国に侵攻することによって始まる戦争を「中朝戦争」と呼んでいる。この戦争の開戦後は、北朝鮮と日米は「敵の敵は味方」の関係になるので、実は、開戦前から日米朝3か国は緊密に連携している(韓国は完全に“蚊帳の外”に置かれている)。
前回述べたとおり、北朝鮮は2019年12月中旬から2020年3月上旬までは、中朝国境の大河、鴨緑江(おうりょっこう、Yalu River)が凍結した直後の朝か、最終的に鴨緑江の氷が解け切る日の朝(氷が解けたあとでなく解ける直前)に開戦する作戦を立て、鴨緑江が凍結しそうな日や鴨緑江の氷が解け切りそうな日を次々に開戦日候補に設定していた。前回述べたように、凍結中に開戦すると、北朝鮮側が圧倒的に有利だからである。
しかし、前回述べたとおり、2020年3月11日頃、北朝鮮は新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)の世界的流行を理由に開戦の無期延期を決めた。
他方、その直後から米国は、鴨緑江が凍結する冬(2020年12月以降)ではなく、夏(2020年6〜8月)の開戦を模索(北朝鮮に提案)し始め、2020年3月下旬、日米朝は夏の開戦で合意したと推定される。
なぜ米国は夏の開戦を求め、なぜ日朝はそれに合意したのか(2020年5月1日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

なぜ開戦日は冬ではなく夏になったのか。

考えてみて下さい。

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引用文献

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DailyNK Japan (2016). 「北朝鮮『田植え戦闘』開始で社会に悪影響」, DailyNK Japan 2016年5月25日 http://dailynk.jp/archives/67466 (2017年5月28日アクセス)

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陸戦史研究普及会(編) (1970e). 「国境会戦」, 『陸戦史集1 国境会戦と遅滞行動(朝鮮戦争1)』, 原書房 pp.22-79

横堀裕也・岡部雄二郎 (2020). 「正恩氏『危険な容体』説 健康状態巡り情報錯綜 韓国『北に特別な動きない』」, 読売新聞 2020年4月22日付朝刊2面

読売 (2020a). 「五輪へ努力 米が評価 コロナ対策 日米首脳 電話会談」, 読売新聞 2020年3月14日付朝刊2面【】

読売 (2020b). 「『延期・中止 検討せず』 政府、トランプ発言火消し」, 読売新聞 2020年3月14日付朝刊2面【】

読売 (2020d). 「政治の現場 新型コロナ 2 聖火到着後 延期へ一気 中止回避 各国に根回し」, 読売新聞 2020年4月10日付朝刊4面【】

読売 (2020e). 「主な国・地域での新型コロナウイルスの感染状況」, 読売新聞 2020年4月30日付朝刊2面【】

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 (敬称略)

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