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英国のEU再加盟!?

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(72)〜

Originally written: Feb. 01, 2020(web版)
Second update: Feb. 01, 2020(mail版)(英国のEU再加盟!?:週刊アカシックレコード200201)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2020年1月23日「新・中国軍の弱点〜シリーズ『米中朝のX DAY』(71)」は → こちら

■英国のEU再加盟!?〜シリーズ「米中朝のX DAY」(72)■
小誌では、北朝鮮が中国に侵攻することによって始まる戦争を「中朝戦争」と呼んでいる。
この戦争が企図された当初、北朝鮮は、中朝国境の大河、鴨緑江(おうりょっこう、Yalu River)が凍結していない時期に開戦する作戦を立てていた。
しかし、2019年12月中旬、中国軍(人民解放軍)が抱える「致命的な弱点」を最大限利用するには、鴨緑江凍結直後に開戦したほうがいいと北朝鮮は気付き、そのような作戦に切り替えた。 ところが、東北アジアでは今冬は記録的な暖冬で、例年12月に凍結する鴨緑江は1月末を過ぎても凍結しない。
最近の天気予報では、鴨緑江が凍結するのは2020年2月上旬と予測されている。
しかし、その頃が中朝戦争の開戦日だとすると、遅すぎる。英国は2020年1月31日に欧州連合(EU)を離脱してしまったからだ。
英国のEU離脱(ブレグジット、Brexit)の手続きは、2016年に英国で行われた国民投票の結果(離脱賛成が多数)を根拠に、その当時の世界情勢が大きく変わらないことを前提にして進められて来た。中朝戦争が始まり、「実は中国は弱い」ことが明らかになると世界情勢は一変し、民法の「事情変更の原則」により、2016年の国民投票の結果は自動的に無効になるので、英国がEUから離脱する前に中朝戦争が始まれば、その瞬間に英国のEU離脱手続きは停止されるはずだった。
実は、北朝鮮は、2019年12月中旬以降、鴨緑江が凍結しそうな日をいくつか開戦日(候補)に設定し、その日付を「敵の敵は味方」の関係にある日米に通知し、日米はそれを国家の最高機密情報(特定秘密情報)に指定したうえで(北朝鮮の許可を得て)英国に伝え、英国でもその情報は国家の最高機密情報に指定され、政権交代をまたいで引き継がれて来た。
このため、ブレグジットを公約に掲げて英国の保守党党首選に勝ち、英首相になったボリス・ジョンソンは、首相に就任した直後から、中朝戦争が始まればブレグジットはできなくなると知りつつ、中朝戦争に関する国家機密を保持するため(秘密をカモフラージュして隠すため)、EU離脱手続きを進めて来た。
しかし、すでに英国がEUを離脱してしまったので、「英国のEU離脱手続きを停止してEUに残留する」という方法は、もはや英国では使えない。
とすると、英国はEUに再加盟をお願いするしかない。
筆者は当初、「英国のEU離脱手続きの停止」は簡単だが、「英国のEU再加盟交渉」は困難であり、何年もかかるだろうと思っていた。
しかし、EU加盟国のなかには、昨2019年から中朝戦争とブレグジットを表裏一体のこととみなして理解し、分析していた国がある。
その国がほかのEU加盟国を説得すれば、英国のEU再加盟は簡単に実現されるだろう。
その国とはどの国か(2020年2月1日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

「その国」とはどの国か。
中国軍が抱える「致命的な弱点」とは何か。

考えてみて下さい。

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引用文献

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時事 (2019). 「首相動静(12月21日)」, 時事通信 2019年12月21日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019122100249&g=pol (2019年12月21日アクセス)【日英電話首脳会談20分。日米電話首脳会談74分。私邸泊】

時事 (2020a). 「首相動静(1月27日)」, 時事通信 2020年1月27日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012700184&g=pol (2020年1月27日アクセス)【衆院予算委。内閣危機管理監、NSC局長、外務次官、領事局長、厚生労働省健康局長らと18分。公邸で森元首相と会食。公邸泊】

時事 (2020b). 「首相動静(1月28日)」, 時事通信 2020年1月28日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012800233&g=pol (2020年1月28日アクセス)【閣議10分、閣議後の空白2分。衆院予算委、本会議。NSC局長、内閣情報官と5分。内閣情報官と15分。公邸で複数の財界人と会食。公邸泊】

西 重信 (2008). 「中朝国境についての一考察」, 『北東アジア地域研究』 vol.14, 北東アジア学会 2008年10月1日 pp.41-54. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10944071 (2020年1月21日アクセス)【p.48に「帯状国境」「鉄条網国境」】

岡部雄二郎 (2020). 「北外相に対米強硬派 軍出身・李善権氏 『難関に正面突破戦』」, 読売新聞 2020年1月25日付朝刊7面【】

桜井紀雄 (2020). 「焦る北朝鮮・金正恩氏 『正面突破』連呼 対米・制裁、打つ手なく」, SankeiBiz 2020年1月3日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121600162&g=pol (2020年1月26日アクセス)【】

横堀裕也 (2020). 「ポンペオ氏 5か国歴訪へ」, 読売新聞 2020年1月26日付朝刊7面【】

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 (敬称略)

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