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中朝国境閉鎖の謎

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(73)〜

Originally written: March. 04, 2020(web版)
Second update: March 05, 2020(mail版)(中朝国境閉鎖の謎:週刊アカシックレコード200305)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2020年2月1日「英国のEU再加盟!?〜シリーズ『米中朝のX DAY』(72)」は → こちら

■中朝国境閉鎖の謎〜シリーズ「米中朝のX DAY」(73)■
NHKの報道によると、2020年2月16日、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、中国で流行している新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)が北朝鮮国内で広がるのを防ぐため、北朝鮮は国境をすべて閉鎖(封鎖)したと報じた。
このNHKの報道には問題がある。
北朝鮮の国境の大半は中朝国境であり、その主要部分は国境を流れる大河、鴨緑江(おうりょっこう、Yalu River)だが、その鴨緑江が凍結しているのかいないのかという情報が欠けていたからだ。
鴨緑江の河口に近い下流部分には橋がかかっているが、鴨緑江が凍結していない場合は、北朝鮮は下流部分の国境を閉鎖するには、橋だけ閉鎖すればいいので、大規模な警備兵力を展開する必要がない。
しかし、鴨緑江が凍結している場合は、北朝鮮は橋のかかっていない国境も閉鎖しなければならず、大規模な兵力を展開する必要がある。
そして、現在、鴨緑江は凍結している。
鴨緑江の氷はいずれ解ける。
そして、鴨緑江の氷が解ける日の朝、中国にとって恐ろしいことが起きうる(2020年3月5日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

「鴨緑江の氷が解ける日の朝、中国にとって恐ろしいことが起きうる」のはなぜか。

考えてみて下さい。

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引用文献

星 岳彦 (2019). 「日の出と日の入りの計算」, hoshi-lab 2019年 https://www.hoshi-lab.info/env/solar-j.html (2020年3月2日アクセス)【】

伊藤 崇 (2019). 「サイエンスReport 『沖縄ルート』 手こぎ225キロ 渡来の旅 荒波、暑さ耐え 祖先 DNAから解明」, 読売新聞 2019年7月28日付朝刊30面【「日本人の祖先の渡来ルート」の地図に「北海道ルート 2万5000年前」「対馬ルート 3万8000年前」「沖縄ルート 3万年前」「国立科学博物館の資料を基に作成」とある。】

時事 (2020a). 「首相動静(1月18日)」, 時事通信 2020年1月18日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011800268&g=pol (2020年1月18日アクセス)【いつもと違う美容室で散髪。私邸泊】

時事 (2020b). 「首相動静(1月19日)」, 時事通信 2020年1月19日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011900174&g=pol (2020年1月19日アクセス)【日米安保条約60周年記念レセプション。私邸泊】

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時事 (2020d). 「首相動静(2月10日)」, 時事通信 2020年2月10日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021000191&g=pol (2020年2月10日アクセス)【閣議8分。太宰府天満宮「梅の使節」と7分。内閣情報官と26分。自民党役員会。賓客を迎えたためか公邸泊】

時事 (2020e). 「首相動静(2月11日)」, 時事通信 2020年2月11日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021100278&g=pol (2020年2月11日アクセス)【午前中は来客なく、公邸。午後2時台に官邸で加藤厚労相、NSC局長らと43分。私邸泊】

時事 (2020f). 「安倍首相、6日に福島入り」, 時事通信 2020年3月5日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030501001&g=pol (2020年3月5日アクセス)【】

NHK (2020). 「キム委員長 感染対策を指揮か 21日ぶり動静伝える 北朝鮮」, NHK 2020年2月16日 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287781000.html (2020年2月17日アクセス)【】

西 重信 (2008). 「中朝国境についての一考察」, 『北東アジア地域研究』 vol.14, 北東アジア学会 2008年10月1日 pp.41-54. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10944071 (2020年1月21日アクセス)【p.48「帯状国境」「鉄条網国境」】

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 (敬称略)

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