ページが変わらない方はこちら

「引用文献:」はこちら

続・天才優遇条項

〜シリーズ「“戦後”の終わり」(4)〜

Originally written: Aug. 30, 2019(web版)
Second update: Aug. 30, 2019(mail版)(続・天才優遇条項:週刊アカシックレコード190830)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2019年7月28日「沖縄県民の偏見〜シリーズ『“戦後”の終わり』(3)」は → こちら

■続・天才優遇条項〜シリーズ「“戦後”の終わり」(4)■
18世紀後半、欧州主要国の伝統だった君主制や貴族制を否定して誕生した民主主義の母国、米国は文字どおり「人民の、人民による、人民のための国家」である。
しかし、同時に米国は「天才の、天才による、天才のための国家」でもある。
建国当初から、憲法により、米連邦議会には「学術および有益な技芸の進歩を促進する」(合衆国憲法第8条第8項)ための権限が与えられており、連邦議会はこの規定に基づいて、世界中から天才的な科学者、発明家、芸術家、作家などを集めるための税制上の優遇措置を設けている。
米国に天才的な科学者や芸術家が集まる理由は、このような「天才優遇条項」とでもいうべき規定を憲法の条文に持っているからであり、単に「移民の国だから」あるいは「経済大国だから」ではない。
さて、小誌上で数々の証拠を挙げて証明して来たとおり、「北朝鮮の真の敵は中国」(#1)であり、「中国軍は北朝鮮軍よりも圧倒的に弱い」(#2)ので、そう遠くない将来に北朝鮮軍が中国に侵攻すると予測して来たが、近々「中朝戦争」が勃発し、中国は現在のイラクやシリアと同様の破綻(はたん)国家になると予測される。
そうなると、現在中国にいる、人工知能(AI)、情報技術(IT)、宇宙開発などの分野における、世界トップレベルの科学者や発明家が中国から逃げ出すので、おもに先進諸国のあいだで「科学者・発明家争奪戦」が始まる。
その際、「天才優遇条項」を持つ米国は有利であり、多くの優秀な中国人の科学者や発明家を獲得しやすい。たとえば、特許使用料や印税など、知的所有権に基づいて得られる所得にかかる税金は、米国では非常に安くなっているからである。
他方、憲法に「天才優遇条項」のない日本がそういう科学者や発明家を獲得するために、同様の優遇税制を作ろうとしても、「法の下の平等」を定める日本国憲法第14条第1項に違反するので、できない。
したがって、日本が「中朝戦争後の世界」で「科学者・発明家・芸術家争奪戦」に勝つには、現行憲法を改正し「天才優遇条項」を加えなければならない。
当初、筆者は、「天才優遇条項」によって優遇されるべき対象としては、科学者、発明家、芸術家のみを考えており、スポーツ選手は考えていなかった。しかし、2019年8月、日本では今後も国民的人気競技の全国大会で、依然として重大な人権侵害が起きる恐れがあることが判明したため、筆者は上記の対象にスポーツ選手も加えるべきだと考えるに至った(2019年8月30日頃配信予定)。
_
_

東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

重大な人権侵害が起きる恐れのある「国民的人気競技の全国大会」とは何か。
その大会で過去に起きた重大な人権侵害とは何か。

考えてみて下さい。

【この先、記事本文こちらでメールマガジンの読者登録をなさって(発行月の翌月以降こちらでバックナンバーとして)お読み下さい。
この記事がすでに配信されている場合でも、配信当月の月末までにまぐまぐで読者登録をなされば、無料で、バックナンバーとしてお読み頂けます(登録直後に登録なさったメールアドレスに送信されます)。
月間購読料(登録料)の本体価格は100円(消費税別)ですが、登録した最初の月は0円で、購読料が課金されるのはその翌月からです。最初の月の末日までに登録解除すれば、一切課金されません
この「当月無料」システムについてはこちらでもご確認頂けます。
尚、登録申し込みには「まぐまぐ!」の利用者登録(無料)も必要です。
メールマガジンが正しく送られて来ない場合は (メールソフトのアンチスパム/迷惑メールフォルダをチェックなさったうえで) こちらにお問い合わせ下さい。
バックナンバーが正しく送られて来ない場合はこちらにお問い合わせ下さい。
「まぐまぐ!」についてのお問い合わせはこちらにお願い致します。
上記の月間購読料(登録料)はこの記事が配信された月の金額です。最新の金額については、こちらでご確認下さい。
小誌の筆者と編集部は、購読(課金)手続きや配信業務には一切関与せず、それらすべてを「まぐまぐ」に代行して頂いております。したがって、クレジットカード等の手続きの問題や、メールマガジンの遅配、不達などに関してはすべて「まぐまぐ」にお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。小誌編集部は課金・配信のシステムに一切触れることができないので、何卒宜しくご理解下さいませ。】

引用文献

デイリー (2019). 「星稜奥川はベンチスタート 先発は右腕の荻原 準々決勝・仙台育英戦」, デイリースポーツ 2019年8月18日 https://www.daily.co.jp/baseball/2019/08/18/0012618541.shtml (2019年8月20日アクセス)

星 岳彦 (2015). 「日の出と日の入りの計算」, hoshi-lab 2015年 https://www.hoshi-lab.info/env/solar-j.html (2019年8月18日アクセス)

伊藤晋一朗 (2019). 「星稜17点 奥川に休養 初先発2年 思い切り7打点」, 読売新聞 2019年8月19日付朝刊24面

時事 (2018). 「首相動静(11月6日)」, 時事通信 2018年11月7日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110600215&g=pol (2018年11月7日アクセス)【閣議直前に防衛相、防衛政策局長と10分。閣議17分。閣議後の空白20分。内閣情報官と34分。4大臣会合35分、文科相、経産相、科技相同席、「天才優遇条項」「科学者争奪戦」を議論か。】

時事 (2019a). 「首相動静(7月28日)」, 時事通信 2019年7月28日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072800135&g=pol (2019年7月28日アクセス)【午前中、来客なし。午後に1人で温泉。別荘泊】

時事 (2019b). 「首相動静(8月4日)」, 時事通信 2019年8月4日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080400147&g=pol (2019年8月4日アクセス)【夕方まで来客なし。昭恵夫人[の知人]、古市憲寿氏、木佐彩子氏らと会食。私邸泊】

JUDGIT (2018). 「衆議院議員総選挙に必要な経費」, JUDGIT 2018年 https://judgit.net/projects/7782 (2019年8月18日アクセス)

百瀬翔一郎 (2019). 「星稜にVの重圧 奥川キレ欠き5失点」, 読売新聞 2019年8月23日付朝刊16面

新潮 (2019). 「ノーベル賞本庶佑博士『小野薬品』への訴訟も視野に、特許使用料は『若手の研究費に』」, 『週刊新潮』 2019年6月13日号 https://www.dailyshincho.jp/article/2019/06180800/ (2019年8月20日アクセス)

辻 隆徳・松本麻美 (2019). 「星稜・奥川、準々決勝先発せず 本人『眠れてすっきり』」, バーチャル甲子園 2019年8月18日 https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASM8L42R9M8LPTQP00J.html (2019年8月20日アクセス)

読売 (2018). 「アニメ業界 働き方調査 政府方針 待遇改善へ指針改定」, 読売新聞 2018年12月30日付朝刊2面

湯之上 隆 (2017). 「なぜ東芝は、利益の9割を稼ぐNANDメモリ開発者を辱めて追放したのか?」, Business Journal 2017年12月26日 https://biz-journal.jp/2017/12/post_21816.html (2019年8月21日アクセス)

このページの先頭に戻る。

 (敬称略)

はじめに戻る