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世論が一変する日

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(63)〜

Originally written: Oct. 01, 2018(web版)
Second update: Oct. 01, 2018(mail版)(世論が一変する日:週刊アカシックレコード181001)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2018年9月2日「ポンペオ訪朝騒動〜ポンペオ米国務長官訪朝中止の謎〜シリーズ『米中朝のX DAY』(62)」は → こちら

■世論が一変する日〜シリーズ「米中朝のX DAY」(63)■
2018年8月下旬、自民党総裁選公示直前に行われた読売新聞の世論調査では、憲法に自衛隊の根拠規定を書き込む自民党の憲法改正案に対して、賛成は45%、反対は38%と拮抗しており、たとえ衆参両院でそれぞれ2/3以上の賛成を得て国会発議が成立し、国民投票にかけられることになっても、賛成多数になるとは限らない。
もしも国民投票で反対多数となれば、それは国民による現政権に対する事実上の「不信任」となり、現政権が退陣を余儀なくされる恐れがないとは言えない。
それにもかかわらず、安倍晋三首相は2018年秋の臨時国会に自民党の憲法改正案を出すと明言し、改憲に意欲を見せている。これに対して、9月の自民党総裁選で安倍に挑んで敗れた石破茂・元同党幹事長は「国民投票をやったはよいが、国論二分、国政大混乱では」困るから、憲法改正は「共産党も含めて賛同が得られる項目からやることが大事だ」と慎重である。
石破は2016年8月以降、政府や与党の要職に就いていないので、この2年間、外交や安全保障に関する国家の最高機密(特定秘密情報)にアクセスしていないはずだ。他方、安倍は首相なので、その間、そういう特定秘密情報に常にアクセスしている。
ということは、秋の臨時国会の会期中に、日本の世論が自衛隊に関する改憲賛成に大きく傾くようなことが起きるということを示す特定秘密情報を、安倍は知っているが、石破は知らない、と考えるほかない。
そういう情報にアクセス可能な与党・自民党の幹部が同党の憲法改正案をいつ国会に提出しようとするか、いつから審議を開始しようとするかを見ていれば、世論が一変する「Xデー」はおのずとわかるはずである(2018年10月1日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

日本の世論が一変する「Xデー」はいつなのか。

考えてみて下さい。

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引用文献

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DailyNK Japan (2016). 「北朝鮮『田植え戦闘』開始で社会に悪影響」, DailyNK Japan 2016年5月25日 http://dailynk.jp/archives/67466 (2017年5月28日アクセス)

伊藤俊行 (2018). 「総裁選2018 石破氏に聞く 国民政党の原点に 党内民主主義を重視」, 読売新聞 2018年9月2日付朝刊4面

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黒見周平・吉池 亮 (2018). 「分裂社会 米中間選挙 2018 トランプ政権内 不満噴出 『衝動的で敵対的 卑しくて役立たず』 高官 NYタイムズに論評」, 読売新聞 2018年9月7日付朝刊7面

桜川解徳 (2013). 「しろうと理論」, 『マンウォッチング』 2013年10月25日 https://blogs.yahoo.co.jp/sakuragawa_kaitoku/38217017.html (2018年9月6日アクセス)

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豊浦潤一 (2018). 「米朝の接点模索か 韓国特使 訪朝 非核化工程表など米要求伝達」, 読売新聞 2018年9月6日付朝刊2面

読売 (2018a). 「次の総裁 首相42% 石破氏36% 本社世論調査 内閣支持率上昇50%」, 読売新聞 2018年8月27日付朝刊1面

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読売 (2018c). 「首相訪中 10月23日で調整」, 読売新聞 2018年9月1日付朝刊2面

読売 (2018d). 「東京五輪『南北合同で』」, 読売新聞 2018年9月14日付朝刊4面

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 (敬称略)

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