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「反旭日旗」の謎

韓国人が旭日旗に反発する真の理由

〜シリーズ「反態度的行動」(21)〜

Originally written: Nov. 28, 2018(web版)
Second update: Nov. 28, 2018(mail版)(「反旭日旗」の謎:週刊アカシックレコード181128)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2018年10月1日「世論が一変する日〜シリーズ『米中朝のX DAY』(63)」は → こちら

■韓国人が旭日旗に反発する真の理由〜シリーズ「反態度的行動」(21)■
日本の国内法(自衛隊法)および国際慣行では、海上自衛隊の自衛艦旗としては、いわゆる「旭日旗」を用い、自衛艦をほかの艦船と識別するために艦に掲げることが義務付けられている。
近年、韓国では友好国の海軍(海上自衛隊)の艦艇を招待して「観艦式」をしばしば行っており、2018年10月には韓国史上3回目の観艦式が予定されていた。
1998年、2008年に行われた1回目、2回目の観艦式に参加した自衛艦は自衛艦旗として旭日旗を掲げて参加したが、韓国側からはとくになんの反発もなかった。
が、2018年の3回目の観艦式の直前、韓国政府は日本政府に、韓国で開かれる観艦式なので、参加する艦艇はその国の国旗と韓国の国旗“のみ”を掲げるように要請し、事実上、自衛艦旗として旭日旗を掲げないように求めて来た。
それは日本の国内法と国際慣行に反する要請だったので、日本政府はこの要請を拒絶し、自衛艦を韓国で行われる観艦式に参加させないと決めた。
すると、実際の3回目の観艦式で、韓国海軍艦艇は韓国国旗のほかに、日本を敵視する意図の込められた「反日旗」(豊臣秀吉の朝鮮遠征軍と戦ったとされる将軍を象徴する旗)を掲げ、日本が旗の問題で観艦式をボイコットしたことに抗議の意志を示した。
2008年まで、韓国側がなんら問題にしていなかった旭日旗が、2018年になって、なぜ急に大きな政治問題になったのか。
2008年までの韓国政府の対応を見れば、最近、多くの韓国人が旭日旗を嫌う理由として「旭日旗は旧日本海軍が使用した旗であり、日本軍国主義の象徴であるから、日本の侵略を受けた諸国の国民を傷付けるものだ」などと主張していることがウソであることは明白だ。
“最近の”韓国人が旭日旗を目の敵にする理由は何か。
それは、2008年10月と2018年10月との間に、韓国人にとってどういうことが起きたかを見れば、容易にわかる(2018年11月28日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

2008年10月と2018年10月との間に、韓国人にとってどういうことが起きたのか。

考えてみて下さい。

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引用文献

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 (敬称略)

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