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続・マイナス12日

続・「Xデーマイナス12日」という原則

〜シリーズ「米中朝のX DAY」(57)〜

Originally written: March 31, 2018(web版)
Second update: March 31, 2018(mail版)(続・マイナス12日:週刊アカシックレコード180331)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2018年3月23日「マイナス12日原則〜『Xデーマイナス12日』という原則〜シリーズ『米中朝のX DAY』(56)」は → こちら

■続・「Xデーマイナス12日」という原則〜シリーズ「米中朝のX DAY」(57)■
北朝鮮は、「建国の父」、キム・イルソン(金日成)国家主席の血を引く最高指導者に権力を集中させた個人独裁体制の国家である。したがって、中国が北朝鮮による核兵器開発や「中朝戦争」を阻止したいのであれば、北朝鮮の最高指導者が外遊したときに暗殺し、北朝鮮の国家機能を停止させればいいのである。
だから、北朝鮮の最高指導者はめったに外遊しない。
外遊するときは、「暗殺しても無駄」な態勢が整ったときだけであり、二代目の最高指導者、キム・ジョンイル(金正日)総書記は、2011年、そういう態勢を整えてから中国を訪問した。
2018年3月25〜28日、三代目のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は初の外遊として中国を電撃訪問したが、これは中朝関係の改善を目指したものではない。二代目の訪中のときと同じ態勢が整ったことを誇示するためのものだ。
前回述べたように、北朝鮮が中朝戦争の開戦日(Xデー)を設定すると、しばしば、その12日前に、日本の首相動静において、閣議後に1時間以上の「巨大な空白」が発生する。
内閣改造などの結果として、閣内に中朝戦争について「無知な大臣」がいる場合、首相や安全保障に詳しい閣僚がその大臣に対して、議事録の残らない「閣議後の雑談」の中でレクチャーし、開戦当日に大臣がとるべき行動(中国国内にいる世界数十か国から来た数十万人の外国人を日本に脱出させるため、日米共同の「史上最大の脱出」作戦を閣議決定することなど)を教え、あるいは、確認するためである。
現在の内閣には、2018年2月27日に就任したばかりの福井照(ふくい・てる)沖縄北方大臣がいるため、開戦日が設定されれば、当然、そのような巨大な空白が発生する。
2018年においては、そのような巨大な空白は、2月27日(3月11日の12日前)、3月13日(3月25日の12日前)に発生した。
しかし、3月20日(4月1日の12日前)にも、そのような巨大な空白が発生している。
他方、河野太郎外相はれっきとした自民党の国会議員であるにもかかわらず、自民党大会の2日前、3月23日に急遽(きゅうきょ)香港を訪問して香港の行政と立法のトップに会うと決め、24〜25日に香港を訪問し、党大会を欠席するという不可解な行動をとった。
そして、さらに不可解なことに、3月25日、NHKは来週、4月1日の大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』の放送を中止することを放送の中で告知した。
これらの不可解なできごとは何を意味するのか(2018年3月31日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震の被災者の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

「『暗殺しても無駄』な態勢」とは何か。
上記の不可解なできごとは何を意味するのか。

考えてみて下さい。

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引用文献

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梁田真樹子 (2018b). 「『瀬取り』対応 香港に要請 河野外相 北へ圧力継続 一致」, 読売新聞 2018年3月25日付朝刊4面

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読売 (2018). 「外相、24日から香港へ」, 読売新聞 2018年3月23日付朝刊4面

zeitung@donga.com & call@donga.com (2018). 「北朝鮮要人、『中国のシリコンバレー』中関村訪問後に帰国」, 東亜日報 2018年3月28日 http://japanese.donga.com/List/3/03/27/1266996/1 (2018年3月29日アクセス)

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 (敬称略)

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