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ロシア人の遺伝子

ロシア人の遺伝子プール

〜シリーズ「遺伝子プールの興亡」(4)〜

Originally written: March 31, 2022(web版)
Second update: March 31, 2022(mail版)(ロシア人の遺伝子:週刊アカシックレコード220331)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2021年2月26日「フェイクの消滅!?〜フェイクニュースの消滅!?〜シリーズ『米中朝のX DAY』(87)」は → こちら

■ロシア人の遺伝子プール〜シリーズ「遺伝子プールの興亡」(4) ■
第二次大戦後、超大国となった米ソ両国(の白人)は、なんのエビデンス(根拠、証拠)も示さないまま、すべての人類(人種的、民族的な諸集団)には平等な(統治)能力があるはずだから、非白人や非西洋人の諸集団は植民地支配を受け続けるべきでなく、独立国家を持つべきだという趣旨のプロパガンダをさかんに行い、アジアやアフリカなどで多くの植民地を独立させたうえで自国の勢力圏に組み込もうとし、自国の勢力圏を拡大しようとし続けた。
米ソ両超大国は、それぞれ、西側ブロック(主として先進民主主義諸国の陣営)、東側ブロック(主として社会主義諸国の陣営)を形成して対立しつつも、直接的に大きな戦争は起こさない「東西(米ソ)冷戦」の時代を続けた。そして、1980年代後半から1990年代前半にかけて、経済力で劣る東側ブロックが崩壊し、さらに、ソ連の経済・財政が破綻してソ連が崩壊して分裂し、ソ連の承継国家として、旧ソ連構成国のなかで最大の国土と人口を持つロシアが、社会主義のイデオロギーを捨てたうえで、国連の総会や安保理事会におけるソ連の議席などを承継した。
すると、西側の先進民主主義諸国は「すべての人類(国民、民族などの諸集団)には平等な(統治)能力があるはずだ」などという、第二次大戦後、米ソ両国によって広められたプロパガンダを、あたかもエビデンスによって証明された説であるかのように思い込み、「社会主義思想を捨てた以上、ロシアも民主主義諸国の一員になれるはずだ」などと思い込んだ。かくして、1998年、先進民主主義諸国を自負する日米英仏独伊加によって構成される主要国首脳会議(G7サミット)は、ロシアを迎え入れ、G8(サミット)となった。
しかし、「すべての人類(国民、民族などの諸集団)には平等な(統治)能力があるはずだ」などという仮説を証明するエビデンスは存在しない。国民、民族などの諸集団における(優秀な)遺伝子を持つ個体の分布、「遺伝子プール」は諸集団間で平等ではない。
そして、一般に、遺伝子プールにおいて、劣っている側の集団は、優れた側の集団に指摘されるまでもなく、自分たちが遺伝的に劣っているということを常に自覚している(2022年3月31日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には
衷心よりお見舞いを申し上げます。

ロシアがウクライナに軍事侵攻した「真の理由」は何か。

考えてみて下さい。

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引用文献

伊藤 崇 (2019). 「サイエンスReport 『沖縄ルート』 手こぎ225キロ 渡来の旅 荒波、暑さ耐え 祖先 DNAから解明」, 読売新聞 2019年7月28日付朝刊30面【「日本人の祖先の渡来ルート」の地図に「北海道ルート 2万5000年前」「対馬ルート 3万8000年前」「沖縄ルート 3万年前」「国立科学博物館の資料を基に作成」とある。】

時事 (2022ze). 「首相動静(3月12日)」, 時事通信 2022年3月12日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031200247&g=pol (2022年3月12日アクセス)【「ヘア モード キクチ神田日銀通り店」で散髪】

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時事 (2022zo). 「首相動静(3月27日)」, 時事通信 2022年3月27日 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032700204&g=pol (2022年3月27日アクセス)【防衛大学校卒業式に出席。「ヘア モード キクチ神田日銀通り店」で散髪】

亀田達也 (2010). 「集団の根本的重要性」, 亀田達也・村田光二(著)『複雑さに挑む 社会心理学 適応エージェントとしての人間 改訂版』, 有斐閣アルマ, pp.27-30

Norton, M. I., Monin, B., Cooper, J., & Hogg, M. A. (2003). 'Vicarious dissonance: attitude change from the inconsistency of others', "Journal of Personality and Social Psychology", vol.85, pp.47-62.

Pickrell, John (2018三枝小夜子訳2018). 「人類の出アフリカは18万年前? 定説覆す化石発見 イスラエルの洞窟で見つかった上顎化石は、人類史を書き換えるかもしれない」, 『National Geographic』 2018年1月29日, 日経BP web https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/012900041/ (2021年7月8日アクセス)【】

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 (敬称略)


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