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軍事的に無能

〜シリーズ「“戦後”の終わり」(8)〜

Originally written: Sept. 29, 2022(web版)
Second update: Sept. 30, 2022(mail版)(軍事的に無能:週刊アカシックレコード220930)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2022年8月30日「全千島列島返還〜全千島列島返還に備えよ〜シリーズ『米中朝のX DAY』(89)」は → こちら

■軍事的に無能〜シリーズ「“戦後”の終わり」(8)■
日本共産党を始めとする日本の左翼勢力やその支持者は「日本国憲法第9条は日本が『非武装中立』政策を採るべきことを定めた条文である」などと主張する(このため、日本共産党は「自衛隊と日米同盟は憲法違反なので、将来政権を取ったら自衛隊は廃止し、日米同盟は破棄する」などとも主張している)。
しかし、この主張はおかしい。なぜなら、戦時国際法は、中立を標榜する国家に対して、自国の領域を交戦国に利用させない「防止の義務」を求めているからだ。たとえば、A国の領海をB国の軍艦が利用してC国に対する攻撃を企てた場合、A国は中立国とは認められず、C国はA国に対して軍事行動を(正当防衛として)起こしてもよいのだ。
したがって、よほど例外的に幸運な条件に恵まれた国以外は「非武装中立国家」や「軽武装中立国家」になることは不可能であり、たいていの場合、中立国家は「重武装中立国家」にならざるを得ない。スイスはその典型である。
要するに、「非武装中立国家」や「軽武装中立国家」は「軍事的に無能な国家」である。
そして、20世紀初頭、某国は国際社会から「軍事的に無能」とみなされたため、国際社会から軽蔑され無視され、屈辱的な歴史をたどったのである(2022年9月30日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には
衷心よりお見舞いを申し上げます。

20世紀初頭に「軍事的に無能」とみなされた「某国」とはどの国か。

考えてみて下さい。

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引用文献

飯山幸伸 (2005). 「大戦下のスイス連邦」, 『中立国の戦い - スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標』, 光人社NF文庫 2005年8月15日, pp.91-147

内藤慎二 (2022). 「志位氏の自衛隊『活用』発言に『ご都合主義』批判」, 産経新聞 web 2022年4月9日 https://www.sankei.com/article/20220409-4P2HLQPMUVMW7I4EUPWCPZWFE4/ (2022年9月23日アクセス)

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 (敬称略)


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