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英雄たちの運

〜シリーズ「いくさの歴史」(2)〜

Originally written: Aug. 23, 2021(web版)
Second update: Aug. 23, 2021(mail版)(英雄たちの運:週刊アカシックレコード210823)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2021年7月16日「日本人の遺伝子〜日本人の遺伝子プール〜シリーズ『遺伝子プールの興亡』(1)」は → こちら

■英雄たちの運〜シリーズ「いくさの歴史」(2)■
元亀3年(1572)10月、甲斐国(山梨県)などを支配する戦国大名、武田信玄は、天下人の織田信長と敵対する室町幕府将軍、足利義昭の命を受け、大軍を率いて甲府を出発し、上洛を目指した。
当時、信長は尾張国(愛知県西部)、美濃国(岐阜県南部)、山城国(京都府南部)などを支配していたが、信長の本拠地の岐阜と幕府や朝廷のある京都(首都)を結ぶルートは近江国(滋賀県)北部を支配する戦国大名、浅井長政ら敵対勢力の軍事的脅威にさらされており、長政は越前国(福井県東部)を支配する戦国大名、朝倉義景と同盟していた。
他方、信長は三河国(愛知県東部)などを支配する戦国大名、徳川家康と同盟して、信玄の脅威に備えていた。
当時、義昭は長政、義景、信玄に命じて「信長包囲網」を形成しており、武田の大軍を率いる信玄が三河国、尾張国、美濃国、近江国を通って上洛を成功させることは、そのまま、信長、その家臣の明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉、信長の同盟者の家康がその一族郎党とともに滅びることを意味していた。
しかし、上洛の途中、信玄は持病を悪化させて急死し、武田の大軍による上洛は中止された。これによって「信長包囲網」は崩壊し、長政、義景はその一族郎党とともに信長に攻め滅ぼされ、義昭は京都から追放され、権力を失った。また、これによって、信長のみならず、光秀、秀吉、家康の命も助かり、この4人はその後の日本史において重要な役割をはたし、現在の日本人がよく知っている日本史の流れを形づくった。
信玄は、この4人にとって、もっとも都合のよいタイミングで急死したのである。
なぜこのタイミングで信玄は急死したのか(2021年8月23日頃配信予定)。
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東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には
衷心よりお見舞いを申し上げます。

なぜ武田信玄はあのタイミングで急死したのか。

考えてみて下さい。

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引用文献

Dore, Ronald Philip (1970松居弘道訳1970). 『江戸時代の教育』 1996年10月, 岩波書店

星 岳彦 (2019). 「日の出と日の入りの計算」, hoshi-lab 2019年 https://www.hoshi-lab.info/env/solar-j.html (2021年6月21日アクセス)【中朝国境の最東(北)端における日本 時間2021年9月9日の市民薄明開始時刻は午前5時22分頃。】

斉藤泰雄 (2012). 「識字能力・識字率の歴史的推移 - 日本の経験」, 『国際協力教育論集』 2012年 Vol.15 No.1, 広島大学教育開発国際協力センター pp.51-62 https://cice.hiroshima-u.ac.jp/wp-content/uploads/2014/02/15-1-04.pdf (2021年8月3日アクセス)【】

関山直太郎 (1958). 『近世日本の人口構造』, 吉川弘文館

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 (敬称略)


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