FIFA、

「誤審警報」を発令

 

〜シリーズ

「06年W杯サッカー

本大会開幕」

(3)

 

(June 16, 2006)

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■FIFA、「誤審警報」を発令〜シリーズ「06年W杯サッカー本大会開幕」(3)■

 

国際サッカー連盟(FIFA)は、06年ワールドカップ(W杯)サッカー本大会「日本対豪州」戦で日本に不利な誤審があっ(て日本が負け)たと認めたため、同様の誤審でクロアチアやブラジルが日本に負けても、敗戦国は文句は言えない。

 

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■FIFA、「誤審警報」を発令〜シリーズ「06年W杯サッカー本大会開幕」(3)■

 

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【前回「日本 vs.『疑惑選手』〜シリーズ『06年W杯サッカー本大会開幕』(2)」は → こちら

 

クイズ。

次の6つのうち、06年ワールドカップ(W杯)サッカー本大会予選リーグ(L)G組の韓国の「陰謀」はどれか?

 

#1: 初戦の対戦相手トーゴが今年06年、フルメンバーの壮行(強化)試合を1試合しかできなかったこと

 

#2: 第2戦の相手フランスのFWシセが、開幕直前に中国との壮行試合で骨折し、代表チームを離脱したこと

 

#3: トーゴ代表監督のオットー・フィスターが初戦の3日前に辞任し、前日に復帰したこと

 

#4: 初戦の開始直前、トーゴ国歌が流れるべき場面で韓国国歌が流れたこと

 

#5: その初戦で、トーゴ代表DFアバロがイエローカード2枚(=レッドカード1枚)を与えられて退場したこと

 

#6: 初戦の会場(ドーム)の屋根が(晴天なのに)閉じられていたこと

 

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●韓国の「公正な」勝利●

上記のうち決定的に重要なのは#1と#6だ。

 

#5はもちろん重要で、これにより「韓国はW杯本大会では、相手チームに退場者が出たあとでないと決勝点が取れない」という、02年本大会予選L第2戦以来続いている「記録」を更新し、またも韓国の「決定力不足」を(7試合連続で)証明することになった(7試合のうち、韓国が勝ったのは4試合、PK戦に至らずに勝ったのは3試合で、うちポルトガル戦で2名、イタリア戦、トーゴ戦で各1名の退場者が相手チームに出ている)。

 

が、6月13日に行われた試合を見る限り、アバロが受けた2枚のイエローは正当なものだ。

 

問題はむしろ、アバロが本番前にトーゴ代表として実戦で守備最終ラインを統率したのは6月2日のリヒテンシュタイン(LIE)との試合だけだった、という点(#1)にある。LIEは国際サッカー連盟(FIFA)の国別ランキングが123位の弱小国なので(06年5月現在)、これは(小誌06年5月8日「韓国1勝、もう確定〜06年W杯サッカー壮行試合の謎」で述べているとおり)壮行試合として無意味であり、結局トーゴ守備陣は韓国戦に事実上「ぶっつけ本番」で臨むことになり、最終ラインが崩壊してラフプレーに走らざるをえなかった、と見たほうがよい。

 

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#2が陰謀、つまり「韓国が中国に依頼したラフプレーの結果」だとすると、なぜ攻守全体の連携に影響の出るMFでなくFWを狙ったのか、また、どうせFWを狙うなら、なぜエースのアンリでなく三番手のシセなのか、という疑問が残る(サンスポWeb版06年6月9日「仏の得点源シセ骨折、W杯絶望」)。

 

#3が陰謀だとすると逆効果だ。フィスターはいったん辞任したが、彼を慕う選手の説得を受けて復帰したため、かえって監督と選手の絆が強まったからだ(日刊スポーツWeb版06年6月13日「トーゴの辞任監督が復帰」、ISM 6月13日「先週辞任したトーゴ代表監督が現場復帰」)。

 

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#4も逆効果だ。06年3月のワールドベースボールクラシック(WBC)で、日本代表が、米国戦でボブ・デービッドソン主審の「誤審」で敗れたあと、イチロー外野手を中心に一致結束し、結局優勝したことは記憶に新しい。チームは屈辱を与えられると、かえって結束するのだ。小誌前掲記事「韓国1勝、もう確定」で筆者は「韓国は(トーゴ守備陣の乱れを突いて)前半だけで2点ぐらい取る」と予言(じゃなくて科学的に予測)したが、予測に反してトーゴが先に点を取ったのは、この「国的屈辱」で選手が燃えたからに相違ない(スポニチWeb版06年6月14日「ドタバタトーゴ 国歌間違われた」)。

 

#4は#6とともに会場の管理に関することなので、韓国が関係者に(賄賂で?)頼めば簡単に実現できる(ので陰謀の可能性が高い)。しかし決定的に重要なのは#6だ。

 

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トーゴは韓国よりはるかに暑い国なので、代表選手はみな暑さに強い。6月13日の試合開始時、会場付近(フランクフルト)は晴天で、気温は30℃だったが、ドームの屋根を閉めて日差しをさえぎったことで会場内の室温は28.5℃に下がっていた(日刊スポーツWeb版06年6月14日「韓国-トーゴ戦は屋根を閉じて試合」)。もし#6がなければ、韓国の選手たちは先にバテていただろう。

 

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以上からわかることは、小誌で前々回述べたとおり、韓国は今回は「誤審」に頼れないので、ほかの工作に頼っている、ということだ(小誌06年6月5日「怯える審判たち〜シリーズ『06年W杯サッカー本大会開幕』(1)」)。

 

02本大会の韓国の対ポルトガル戦、対イタリア戦、対スペイン戦ではいずれも、主審は「韓国が勝つまで誤審を繰り返す」と決めていたようで、結果は「依頼人」にとって確実だった(小誌02年6月13日の予測記事「●いまこそ『奥の手』を〜審判に『期待』」)。

 

今回は不確実なのだ。国歌が間違って流れたり、雨天用の屋根が突然閉まったり、トーゴとサウジの壮行試合がアバロの出場できない日に行われたりしたのは(小誌前掲記事 「韓国1勝、もう確定」)、韓国にとって06年本大会が(02年とは違って)確実に決勝トーナメント(T)に進出することが保証されている大会ではないから、にほかなるまい(したがって、06年6月18日の「韓国対フランス」戦の結果は韓国にも事前にはわかるまい。FIFAも「勝ちたきゃ勝手に勝て」といったところだろう)。

 

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【06年6月13日の予選L G組「フランス対スイス」戦では、スイスDFの手が自陣ペナルティエリア内でボールに触れたにもかかわらず、ロシア人の主審は「故意ではない」としてハンドの反則をとらず、フランスにPKを与えなかったため「0-0」の引き分けに終わった。やはり、ゼップ・ブラッターFIFA会長の祖国スイスは「優遇」されているのか、とも思えるが、02年本大会の韓国とは違って「弱小国への露骨な優遇」とまでは言えない。】

 

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●日本だけ例外?●

06年6月12日の本大会予選L F組「日本対オーストラリア(豪州)」戦で、日本は前半26分「幸運な誤審」によって1点を先制した。日本FW柳沢敦らが豪州GKシュウォーツァーを押さえたときのゴールなのに「ファウルで無効」にならなかったからだ。

 

困ったことに、このタナボタの1点を守ろうとして日本は萎縮し、消極的になってしまう。そして、なかなか追加点が取れないうちに、豪州に後半39分同点に追い付かれた。が、その後、日本DF駒野友一が敵陣ペナルティエリア内で倒されたのにPKをもらえなかった。

 

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たぶん、この試合のエジプト人の主審は、最初の誤審で豪州に対して「良心の呵責」を感じたのだろう。そこで公平を期して後半では豪州に好意的な誤審をしたようだ(読売新聞Web版06年6月13日「日本の得点場面、審判が誤審認める?」)。

 

日本にとっては迷惑な話だ。できれば「最初の誤審の1点は要らないから、あとの正当なPKだけくれ」と言いたいぐらいだ。そうなれば、前半は「0-0」だが、最終的には「1-0」ぐらいで日本が勝つか、せいぜい引き分けで済んだのではないか(結果は「1-3」で逆転負け)。

 

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驚くべきことにFIFA(ジーグラー広報部長)は試合2日後の6月14日、この日本戦の2つ目の誤審のみを、06年W杯本大会序盤戦で唯一、公式に誤審と認め「日本にPKを与えるべきだった」と表明した(共同通信06年6月15日付「FIFAが誤審認める 日本にPK与えるべき」)。

 

この意図は何か。

 

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●クロアチアに「覚悟」迫る●

要するに、FIFAは「日本は誤審で負けたのに結果を受け入れている」と言いたいのだ。もちろん、ドイツ検察当局に「あのエジプト人の主審は買収されていたわけではないので、イタリア検察が自国内リーグ、セリエAの審判に対してしているような刑事告発はしないでくれ」とアピールする狙いもあるだろう(小誌前掲記事「怯える審判たち」)を参照)。

 

FIFAは誤審で負けた日本に同情している。そうでなければ、こんなことは言わない。

 

つまり、たとえ06年6月18日の「日本対クロアチア」戦でクロアチアが「誤審」で負けても、クロアチアも(豪州に誤審で負けた日本を見習って)我慢しなさい、と予防線を張っていることになるのだ。

 

06年のクロアチアと日本の実力差は、02年のポルトガルと韓国の実力差よりはるかに小さいので、日本には「韓国仕様」の露骨な誤審は要らないはずだ。たぶん「刑事告発されない程度」で済むだろう。

 

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●やはり日本びいき●

豪州代表のフース・ヒディンク監督は、日本が得意とする速いパスまわしを封じるため(芝生が長いとボールがころがりにくくなることから)「日本対豪州」戦の会場(フリッツワルターシュタディオン)の芝をあまり刈らないように事前にドイツの管理当局に依頼した。が、試合前にそれを察知した日本側はすかさず当局に「規定の長さに刈ってほしい」と訴え「陰謀」を阻止した(サンスポWeb版06年6月12日「俊輔“場外戦”で先勝!! 『ヒディンクの謀略』を阻止」)。

 

また、豪州がW杯本大会出場を決めた大陸間プレーオフなどで頻繁に用いて来た「肘打ち」などのラフプレーも、あたかも日本の要望に応えるかのように行われた、開幕直前のブラッター会長の審判団への警告によって封じられた(スポニチWeb版06年6月12日「ヒディンク監督“川淵発言”に不快感」、スポーツ報知Web版06年6月8日「豪州痛っ! 肉弾戦アウト…危険なプレー取り締まり強化」、スポニチWeb版06年5月16日「侍・ポポビッチがヒディング(ク)の刺客となる」)。

 

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このように、開催国ドイツを含めた大会主催当局は日本に好意的なのだ。だから、今回06年のFIFAのシナリオでは日本(とドイツとスイス)は上位に進出するはずだ(前回02年は「韓国とブラジルのための大会」だった)。

 

ところが、エジプト人の主審がヘンなゴールを日本に与えたためにシナリオが狂い、日本が初戦で大敗してしまった。

 

おそらく今後FIFAは日本の決勝T進出を最優先にするだろう。13日の「ブラジル対クロアチア」戦で、主催当局は(わざと?)警備を手薄にし(ピッチ上の警備員はわずか1名)、クロアチアのボール支配率が上がって来た後半30分、観客を1人ピッチに乱入させて試合を中断させ、クロアチアの反撃を阻止したように見える(共同通信06年6月14日付「反撃ムードに水差す乱入者」)。これによって、FWロナウドが絶不調の「弱いブラジル」は「1-0」で逃げ切ることができたが、これは、FIFAが当初のシナリオを変更し「日本を決勝Tに行かせるためにクロアチアを敗退させる」と決めた結果、とも考えられる。

 

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となると、今後、日本が予選L残り2試合でクロアチアとブラジルに勝てるように、逆に、豪州が残り2試合でブラジルとクロアチアに負けるように、「告発されない程度の工作」があるのではないか。つまり、豪州は6日後の06年6月22日に「誤審」でクロアチアに負けるのだが、豪州は日本には誤審で勝ったと公式発表されているので、FIFAは「お互い様だから文句は言わせない」と押し切れる(ほかに、「豪州が故意に2連敗し、ブラジルが日本戦に手を抜く」という「取り引き」もありうる。スポーツ報知Web版06年6月15日「ブラジル戦はケーヒル、アロイージら温存か」)

 

但し、02年の「韓国向けサービス」ほどの確実性は期待できないので、日本代表は実力を十分に発揮する必要がある。

(^_^;)

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●検察 vs. ブラジル●

ところで、前回指摘した「疑惑選手」のリストをいま一度ご覧頂きたい(小誌前回記事「●摘発の行方」)。

 

そのうち、賭博容疑濃厚の豪州代表GKカラッチと、近々事情聴取がありそうなフランス代表FWトレゼゲ(スポーツナビ06年6月3日「波に乗れないフランス代表のトレゼゲ」)は、それぞれ初戦に出なかった。やはり各国代表監督は「いついなくなるかわからない選手」に頼るのは危険だと判断したのだろう(スウェーデン代表FWイブラヒモビッチは「被疑者」の分際で初戦に出場したが、1点も取れず、格下のトリニダードトバゴを相手に「0-0」の引き分け。第2戦でも得点できず、前半だけで交代。スポーツナビ06年6月11日「トリニダード・トバゴがスウェーデンを足止め」)。

 

注目すべきはブラジル代表DFカフーだ。彼に対してイタリア検察当局は、ブラジルの初戦(クロアチア戦)の前日、6月12日に、本筋の「伊セリエA八百長疑惑」ではなく、別件のパスポート偽造事件で「禁固9か月」を求刑した(翌13日の試合当日には無罪判決が出たが、カフーが試合開始前にそれを聞いたかどうかは不明。共同通信06年6月14日付「カフーに地裁が無罪判決 パスポート偽造容疑で」)。

 

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トレゼゲが試合に出ないことで明らかなように、前々からイタリア検察はW杯期間中でも遠慮しないと予想されてはいたが、このあてつけがましい求刑により、検察当局がW杯に介入する意志があることがはっきりした。

 

したがって今後、ブラジル代表選手はイタリア検察当局により(前回述べたように)日独が有利になるタイミングで、セリエA疑惑などの不正を追及されるだろう。もちろん、日独に好都合なら、他国の代表選手への摘発も臨機応変に行われるはずだ。

 

前回の小誌のリストに代表選手がはいっていない有力国としては、ドイツのほかイングランド、スペイン、ポルトガル、オランダ、アルゼンチン、メキシコがあるので、優勝国はこれらのなかから出るはずだ。

 

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●欧州の嫌われ者●

最後にまたクイズを1つ。

韓国代表チームの06年W杯本大会直前の合宿地はどこか?

 

通常、各国代表は移動の疲れや時差ボケを防ぐため、開催国かその隣国で直前合宿をする。たとえば、06年の日本代表は開催国ドイツの旧首都ボン、ブラジル代表は隣国スイスを合宿地に選んでいる。

 

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ところが、韓国代表の直前合宿地はなんと、ドイツと海を隔てたスコットランド!(FIFA Web 06年5月31日「Koreans limber up with Scottish sojourn」)

(^o^)/

べつに地元(英国)のスコットランドやイングランドのA代表が壮行試合の相手になってくれるわけでもないのに(実際の相手はノルウェーとガーナ)、好きこのんでドイツと時差のある土地で合宿をするチームはない。とすると、韓国は開催国ドイツのすべての市町村、および、スイス、オランダ、ノルウェー、フランス、デンマーク、イタリアなど、ドイツと時差のない周辺国すべてから合宿の受け入れを断られた、と考えるほかない。

 

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02年本大会で韓国が(不正に)ベスト4になったのを見て「うらやましい」と思った日本人サッカーファンも少なくないだろう。が、あんな方法で上位に進出すると、世界中から嫌われてしまうのだ。

 

日本はあんなテは使ってはいけない。日本は韓国と違って「恥知らずなことはしない国」なのだから。

 

朝鮮日報日本語版06年6月2日「韓国は恥知らずな反則をしない国」の言うように「韓国サッカーに向けられたオランダ人の深い愛情」があるなら、オランダが韓国の直前合宿を受け入れ、壮行試合の相手もしてくれたはずだ。が、現実にはそうはなっていない。

(>_<;)

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05年12月にドイツで行われた、06年本大会予選L組分け抽選会の「くじ引きゲスト」に(日本と違って)前回本大会開催国・韓国からだれも招待されなかった理由は「ブーイングが心配だったから」のようだ(小誌05年12月15日「FIFAが冷遇する国〜シリーズ『06年W杯サッカー本大会(抽選工作)』(3)」)。

 

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